fuck is fuck
今の大学入試は格差社会をもろに反映して、
カップラーメンにお湯を注ぐくらい簡単な問題しか出さない大学がある一方で、
かの女神をわが信仰に取り戻すくらい不可能な、とは言わないまでも結構突っ込んだ問題を出す大学がある、という傾向にあるようだ。
例えば慶應はおそらく教授が趣味的に選んだであろう論文を難易度を無視して出題する。
ソルジェニーツィンの論文を出したり、
バーナードショーの講演録を出したり、
これは教授の趣味だよなあ、とおもってしまうような問題を出題する。
最近は口語志向が強いとよく言われるけど、
その志向もまた、格差を反映した枠組みになっている。
例えば東海大は、
come acrossの同義語を当てさせる問題を出し、
(これは「出くわす」という意味の高校生の単語帳にはどこにも乗っている定番的な知識です。)
それに対して東大は、
’boat is boat, fuck is fuck'(ボートはボート、セックスはセックス)の意味を当てさせる。
もちろんこれは嘘である。
これは僕の個人的に好きな比喩です。
出典は村上春樹なのだが、
いかす女をヨットのクルージングに誘おうとしたリッチマンが、
女の子の「どうぜ私とやりたいんでしょ?」との一言に対して発した映画の中の台詞。
どの映画化は忘れました。
個人的にかなりヒットです。
受験的には’this is this, that is that'という慣用句は勉強します。まあ同じ意味ですが、センスが全く違う。
こういうのが生きた英語なんだよな、という感慨がおこるのはどう考えたって間違っていて、
これは下ねたです。
もちろん当のリッチマンはしっかりとファックを首尾よく成功させる、というのがその映画の落ちらしいです。
fuck is fuck.
いい表現だなあとおもう。
僕だったらfucks are fucksと言いたいところだ。
何おか言わんやは知る人ぞ知ることなり。
ていうか、fuckは可算名詞なのか?
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